ヴィーナスの洞窟2
ビーナスの洞窟「Venus Grotte」とは、ワーグナーの歌劇「タンホイザーTannhaeuser」に出てくる タンホイザーが官能の慶びに浸るビーナスの洞窟でございます。
16歳でワーグナーの「タンホイザー」を初めて観たルードヴィヒは、ヴィーナスの洞窟のシーンで癲癇みたいに震え出して お付の人達を心配させたそうだ。
少年の頃感動した舞台の場面を、本当に造っちゃったのね~。
王様って凄いわ。
ノイシュバンシュタイン城の書斎奥にも、ヴィーナスの洞窟があるけどホンの小さなもの。こちらは超本格的。
ああ、夢に見た黄金の貝の舟が浮かぶ池。
王様がお出ましの際は、庭園の白鳥をとっつかまえて来て、ここに放したそうな。

右側に滝があり、水面に漣が立っている。
水中照明で、赤・緑・青と水面の色が変わる。まったく、舞台だね。
英語版ガイドブックに載っていたのだが、ルードヴィヒはヒーターも付けさせたそうだ。
洞窟にヒーター?思いつかねぇ…
外は暑かったが洞内はとてもとても寒い。長く居ると辛くなるほど寒い。
ルードヴィヒはおホモ友だちと一晩過ごしたそうなので、ヒーターが無いと居られなかったのね。

天使のついた黄金の貝の舟を製作したのは、室内装飾店ラートシュピーラー。
NHKBSのインタビューで今の社長語る。
「値段はメルセデス2台分、製作期間は2~3年頂きますが、今でも同じ物を造ることが出来ます。」
さすがマイスターの国、ドイツ。
お店が立派に残っていて、130年前と同じものを作れるとはっ
バカな日本人が発注しないかなぁ。

丸いのは滝の飛沫かしら?それとも…きゃ~
