獄門島-東宝映画
事件解決=昭和21年10月 58年前
金田一 =33歳
映画公開=昭和52年 27年前
石坂浩二=36歳
<ネタバレがあります>
犯人が原作と違う。
市川監督は「美女が犯人」にこだわっていた様なので、「三匹のジジィが犯人」は変更されてしまった様だ。
この事で、ワタシにとっては面白くない作品になってしまった。
「獄門島の謎1」で書いたが、実母が息子の為に殺人を犯すというのでは、「一のために邪魔な3人娘を殺す」というタテマエ理由そのものになってしまい、あの死体デコレーションの意味が無くなってしまう。
お勝が、世話になった和尚の身代りに実行するというならまだ救いもあるが、和尚は既に自分の役目を果たしてしまい、特に世話になったわけではない村長と幸庵の代わりを勤めただけだし。
獄門島の謎1と2に対し、一の実母を登場させ犯人にする事で、一応たいていの人が納得する理由付けがで来ている。
「なぜ三人娘は殺されなければならなかったか」→実の息子に本鬼頭を継がせるため
「千万太はなぜ妹達が殺される事を知っていたか」→勝野が知らせた
これじゃ、横溝正史の横溝正史たる"異様な世界"にならないじゃん。
だいたい、この計画を何とかしようと千万太に知らせておきながら、自分で殺すなんておかしいよ。
太地喜和子さんが絶品
ほんとーーーーに、原作から抜け出たかのような見事なキャスティング
お志保(映画ではトモエ)さんは、この人をおいて他に無い。
今後、何作獄門島が作られようと、この人を越えられる人はいないだろう。
事故で亡くなられたんですよね。もったいないぃぃぃ
名台詞
「ご用は済んだの? そぉぉぉ~。 それじゃっ 失礼しましょーかねっ」
☆☆☆
映画紹介
石坂浩二さん 1941年6月20日生まれ