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      <title>毒入りチョコレート殺犬事件</title>
      <link>http://oinusama.com/tpcc/</link>
      <description>アントニイ・バークリー　江戸川乱歩　横溝正史の本、映像について</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2007</copyright>
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            <item>
         <title>殺意－創元推理文庫</title>
         <description><![CDATA[<div align="right">1</div>
Malice Aforethought 

<FONT COLOR="blue" SIZE=4><B>舞　　台－デボンシャー　ワイヴァーンズ・クロス
1929～30年
犯　　人－エドマンド・ビクリー博士（37歳）
発　　表－1931年　７５年前
フランシス・アイルズ－３８歳</B></FONT>

<img alt="malice.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/malice.jpg" width="300" height="450" />

＜あらすじ＞
ビクリー博士は、小さな田舎町ワイヴァーンズ･クロスの開業医。妻ジュリアは家柄も身長も夫より高く、ビクリー博士を足拭きマットのように扱っていた。
妻の目を盗んで村の娘たちと情事を楽しんでいたが、最近『屋敷』へ越してきたマドレイン・クランミアに本気になり、ジュリアに離婚を切り出す。離婚を拒絶された博士は、妻の殺害計画を立て始め･･･

　☆☆☆

原題「Malice Aforethought」は、法律用語らしい。Yahoo辞書で見ると「<FONT COLOR="blue"><B>予謀の害意</B></FONT>」。見たことのない単語だったので調べてみたのだが、日常会話で使われる？”殺意”的単語とは区別して、作者はわざわざ法律用語を使ったものと思われる。
というのは、終盤は　ある容疑で逮捕されたビクリー博士の裁判の様子が描かれ、裁判の判決をもって物語の幕を閉じる。
この章の表題「細菌劇」が象徴しているのだが、裁判が避けて通れない<FONT COLOR="red"><B>非常に皮肉な結末</B></FONT>なので、法廷で使われている単語を本の題名にしたのだろう。
ただ、日本で売るには「殺意」の方が売れると思うけどね。
一応　原題を調べてみてよかった。

ビクリー博士は「なんともはや･･･┐(￣ー￣)┌ 」なオッサン。
家柄と身長と恐妻へのコンプレックスから、女遊びと妄想に逃避していたのだが、職業柄　人命を自由にできる知識と技術があることに気づき　自分には他人の生殺与奪の権利があるかのごときスーパーマンへ(本人の意識上)変貌を遂げていく。
最初は、寝る前の些細な妄想からなのだ。誰でも思いそうな「自分がイチローだったら」とか「宝くじが当たったら」とか。
それがあそこまで行っちゃうのは、コンプレックスと専門知識があったればこそだな。あ、あと身勝手な人格か。

作者が同年に「最上階の殺人」と「殺意」という、全く雰囲気の異なる作品を発表しているのは驚きなのだが、
一条ゆかりさんが愉快な「<A HREF="http://chorus.shueisha.co.jp/yukan/" target="blank">有閑倶楽部</A>」ととんでもなく暗い「砂の城」を書く、魔夜峰央さんが怪奇漫画と「<A HREF="http://www.toei-anim.co.jp/tv/patalliro/" target="blank">パタリロ</A>」を書く、<A HREF="http://umezz.com/jp/" target="blank">楳図かずおさん</A>が「おろち」と「まことちゃん」を書く－んですものね。
モチロン、「最上階の殺人」が「まことちゃん」で、「殺意」が「おろち」です。

エピローグがあっけなさ過ぎるように感じるが、非常に効果的。
まさしく、「ええっ！」って感じ。

　☆☆☆

Francis Iles

東京創元社　2002年1月18日 17版
訳：大久保　康雄
<div align="right">
Photo by <a href="http://www.photolibrary.jp/" >写真素材［フォトライブラリー］</a>
</div>
<FONT COLOR="red" SIZE=4><B>＜ネタばれ･･･かな？＞</B></FONT>
]]></description>
         <link>http://oinusama.com/tpcc/2006/06/post_55.html</link>
         <guid>http://oinusama.com/tpcc/2006/06/post_55.html</guid>
         <category>10アントニイ・バークリー</category>
         <pubDate>Wed, 14 Jun 2006 11:28:19 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>最上階の殺人－新樹社</title>
         <description><![CDATA[<div align="right">1</div>
Top Storey Murder[<a href="http://www.classiccrimefiction.com/berkeley-topstorey.htm" target="blank">英国版の表紙</a>] 

<FONT COLOR="blue" SIZE=4><B>舞　　台－ユーストンロード近辺モンマスマンション
探　　偵－ロジャー・シェリンガム(40歳)
秘　　書－ステラ・バーネット
発　　表－1931年　７５年前
アントニイ・バークリー－３８歳</B></FONT>

<img alt="top2.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/top2.jpg" width="350" height="300" />
<div align="right">
Photo by <a href="http://climzon.main.jp/index.html">ＭainＣlimzon</a>
</div>
＜あらすじ＞
昼食の約束でモーズビーの部屋を訪問すると、ユーストンロードのマンション最上階(４階)で老女が殺害されたとの連絡が入る。
昼食を抜いて、ヤードご一行と現場に駆けつけるロジャー。
モーズビーは、盗みの常習犯キャンバウエル・キッドの仕業と目星をつける。
犯人は４階窓からロープを垂らし逃走したと見られるが、ロジャーはロープはフェイクだと考え、マンション住人の内部犯行説を立てて独自の聞き込み捜査を開始する･･･

　☆☆☆

<FONT COLOR="red" SIZE=5>面白かった！＼(o￣∇￣o)／</FONT>
<B>バークリー絶好調、ロジャー･シェリンガム　エンジン全開！</B>という感じ。
読み物の面白さに加え、バークリー発表作品順に読んできた流れから、なんと言いますか、
ロジャー･シェリンガムの<FONT COLOR="fuchsia" SIZE=5><B>花が今開いた！</B></FONT>という　ワーッとした上昇気流みたいなものを感じた。
推理はおいといて(泣)、<FONT COLOR="blue"><B>小説としては、今まで読んだバークリーもので一番面白かった。</B></FONT>
ロジャーもモーズビーも相変らずなのだが、ひょんなことから秘書として雇うことになってしまった　被害者の姪ステラ･バーネットが大変な女性で･･･
大変な美人だが色気は全くなく（「北極の氷を口説いた方がマシ」シェリンガム先生談）仕事一辺倒で、被害者の姪の癖に　事件に全く興味がない＝先生の捜査の役に立たない－のである。
秘書なのでロジャーと過ごす時間が多く、ステラとロジャーのやり取りがこの小説の一番の見所だ。
愉快で気に入った言い回しがあった時は、ブログに書くつもりで付箋を貼っているのだが、
↓今回、付箋だらけになっちまった･･･
<img alt="top1.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/top1.jpg" width="257" height="193" />
もう、面白い表現･台詞だらけ。

ステラの婚約者（「貧相でチビな蛙」シェリンガム先生談）も<B>ロジャーの上を行く</B>失敬極まりない青年。２人は幼馴染だそうだが、その地域で育つととんでもない失敬な人間に育つのだろうか。水質調査とかしてみた方がいいかも。ステラも蛙も、ロジャーが哀れになるくらい超ド急失敬。

推理の行方は･･･
当たったと言えば当たったし、そうでないと言えばそうだし･･･
犯人は逮捕されスッパリ解決したし、ヤードでのロジャーの株も更に上がったし、円満解決？かな。

ロジャー、今回も寅さんです♪
<FONT COLOR="red" SIZE=4><B>＜ネタばれがあります＞</B></FONT>

]]></description>
         <link>http://oinusama.com/tpcc/2006/06/post_56.html</link>
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         <category>10アントニイ・バークリー</category>
         <pubDate>Mon, 12 Jun 2006 11:50:37 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>屏風のかげに－中央公論</title>
         <description><![CDATA[Behind the Screen

<FONT COLOR="blue" SIZE=4><B>舞　　台－サンフラワー通り　エリス家
発　　表－BBCラジオ小説、雑誌リスナー1930年7月
アントニイ・バークリー－３７歳</B></FONT>

<img alt="screen.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/screen.jpg" width="350" height="231" />

＜あらすじ＞
医学生ウイルフレッド･ホープは、毎晩夕食後に　婚約者エイミー・エリスの家で過ごしていた。
エリス家では、１年前から有料のハウス･ゲストとしてポール・ダッドンという男を同居させていたが、彼が来てからエリス家の雰囲気が悪くなったようにポール氏は感じていた。
いつものように、家族が団欒する居間を訪れたポール氏は、居間の屏風のかげで血を流して倒れているダッドン氏を発見する。エリス家の人々は、そこに死体があることに気づいていない様子だった・・・

　☆☆☆

ＢＢＣ放送が、当時の人気推理作家を集めて週１回１章ずつ放送し、犯人当てクイズなども行ったもの。

第１章：ヒュー・ウォルポール
第２章：アガサ･クリスティー
第３章：ドロシー・Ｌ・セイヤーズ
第４章：アントニイ・バークリー
第５章：Ｅ・Ｃ・ベントリー
第６章：ロナルド・ノックス

３章までは、前作までを読み　独自に話を展開し、４～６章は３人が話し合い解決策を見つけ出してから書かれたそうだ。
アガサとドロシーは、自由度も高いが負担も大きかったわけね。
「屏風のかげに」の屏風は、なんと<FONT COLOR="red"><B>日本製</B></FONT>の金と黒の大きな屏風。
その陰に、人々に知られず死体が横たわっているわけで･･･こわ～

この話の中で注目すべきは、おせっかいな隣人<FONT COLOR="blue"><B>パースンズ氏</B></FONT>。
エリス家の隣人で、<B>終日隣家を見張っており</B>　おせっかいで噂好きで図々しいオヤジ。
<B>アガサ･クリスティー</B>が、＜お隣の小さなまだらさん＞（肌色がまだらなので）として<FONT COLOR="red"><B>コミカルに登場</B></FONT>させ、
<B>ドロシー・Ｌ・セイヤーズ</B>が、嫌になるくらい<FONT COLOR="red"><B>うっとうしさ全開</B></FONT>に描き、
<B>アントニイ・バークリー</B>に
「朝の光の中で見ると、<FONT COLOR="red"><B>まだらが一層目立つ</B></FONT>」
「<FONT COLOR="red"><B>おせっかいな奴</B></FONT>が立ち聞きしている」
話を聞いてくれとウザいまだらに対し　警部が思ったのは、
「<FONT COLOR="red"><B>どぶ川</B></FONT>だってあされば一つ二つの証拠が見つかる事がある」
で、朝食をよばれながら聞いた結果
「時間の遅れを償う<FONT COLOR="red"><B>価値のあるものは（目玉焼き２つ以外には）なんにもなかった</B></FONT>」
とこき下ろされ、
<B>Ｅ・Ｃ・ベントリー</B>には<FONT COLOR="red"><B>無視</B></FONT>され、
最終回＝<B>ロナルド・ノックス</B>の回で、なんとホープ氏と一緒に<FONT COLOR="red"><B>謎解き役</B></FONT>に任命されるという活躍ぶり。

不気味な雰囲気で始まるのだけれど、ホープ氏の憂鬱については２章以降余り触れられない。
クリスティーがひょっこり登場させセイヤーズが肉付けした"まだら"が、とても特徴ある人物に<strong>なってしまった</strong>ため、本来　進行・探偵役のホープ氏をパースンズ氏が完全に食ってしまった。

殺されるダッドン氏に対して、周囲の人の思惑がいろいろと違うことから<B>複雑な状況</B>になっているのだが、推理物として特に面白いとは思わなかった。
やっぱり、この話の主役はまだらでしょー、まだら！

　☆☆☆

中央公論社　「ザ･スクープ」昭和58年9月25日発行
訳：飛田　茂雄
<div align="right">
Photo by <a href="http://www.eonet.ne.jp/~kyoto" >京都フォトギャラリーとジャズの世界</a>
</div>]]></description>
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         <category>10アントニイ・バークリー</category>
         <pubDate>Tue, 06 Jun 2006 22:59:33 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ＸＸＸＸ</title>
         <description><![CDATA[<img alt="xxxx.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/xxxx.jpg" width="350" height="262" />
ロジャーの好きなフォーエックス。
高円寺で見かけたので買ってみた。これでいいのかな？
イギリスの植民地だったオーストラリアのＢＥＥＲだそうで。]]></description>
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         <category>15ロジャー・シェリンガム</category>
         <pubDate>Tue, 06 Jun 2006 15:58:30 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ピカデリーの殺人－創元推理文庫</title>
         <description><![CDATA[<div align="right">1</div>
The Piccadilly Murder[<a href="http://www.classiccrimefiction.com/berkeleypiccadilly.htm" target="blank">英国版の表紙</a>]

<FONT COLOR="blue" SIZE=4><B>舞　　台－ピカデリー・パレスのラウンジ　6月12日～7月
探　　偵－アンブローズ・チタウィック(43～44歳位)
助　　手－マウス閣下
発　　表－1929年　７７年前
アントニイ・バークリー－３６歳</B></FONT>

<img alt="picca.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/picca.jpg" width="186" height="280" />

＜あらすじ＞
ピカデリー・パレス・ホテルのラウンジでお茶をしながら、いつものように人間観察をしていたチタウィック氏は、上品な老婦人の連れの赤毛の男が、老婦人のコーヒー茶碗の上に手をかざすのを目撃する。
チタウィック氏が間違い電話に呼ばれて戻ってみると、老婦人は砒素を飲んで死亡していた。
赤毛の男＝シンクレア少佐は、死亡した資産家の老婦人の甥で、唯一の相続人だった。
チタウィック氏の目撃証言で少佐は逮捕されるが、少佐の妻と友人の懇願により、チタウィック氏はなんと<B>弁護側の探偵</B>として活動を始める･･･

　☆☆☆

今回の探偵助手は、当意即妙で元気で気持ちのいい青年マウス君。
その上マウス君は『公爵閣下』であらせられ、ヤードの副総監とも知り合いで、秘密裏に処理された<B>毒入りチョコレート事件でのチタウィック氏の活躍</B>を知っており、調査を依頼してきたような次第。

チタウィック氏は、<FONT COLOR="red"><B>ロジャー･シェリンガムと対照的に大変奥ゆかしい人物</B></FONT>－ハッキリ言うと、おどおどした冴えないオッサンとして書かれている。
だいたい、検察側の超有力証人が弁護側の探偵になるなんて、周囲の押しの強さに押されっぱなしです。
毒入りチョコレートでは、確か「<FONT COLOR="blue"><B>頭の良い羊のような顔をした</B></FONT>～」と書かれていたと思うが、本作では　もう　すごい書かれよう！

・<FONT COLOR="blue"><B>誰も見向きもしないようなごくありふれた黒い小猫</B></FONT>が～P-50
・そして自分がチタウィック氏のことを<FONT COLOR="blue"><B>足もとの地虫</B></FONT>程度にしか思っていないのを～P-115
・氏がもしも<FONT COLOR="blue"><B>犬</B></FONT>だったら、なついてでなく（断じてそうではない）完全な服従のしるしとして、卑屈に仰向けになって、相手の足もとに腹をさらしていたことだろう。P-124
・どうやらモーズビーは今ではチタウィック氏のことを単に芸をするペットというだけでなく、<FONT COLOR="blue"><B>とびきり愉快な芸当を演じるペット</B></FONT>としてみなしているらしかった。P-256

ああ、あの人格者のモーズビー警部まで・・・
<FONT COLOR="fuchsia"><B>誰からも、人扱いされてません。</B></FONT>
ソンケーしてくれてるのはマウス閣下くらいでしょうか(泣)

というわけで、主人公目線で本書を読むと、いっつも小バカにされていてあまり良い気分ではない。
しかし、特にムカついて嫌だった人が犯人だったので、大変スッキリした。
ざまーみろ（チタウィックか、自分･･･）

嫌いではあるけれど、今まで読んだバークリー作品の<FONT COLOR="red"><B>犯人の中で一番魅力的</B></FONT>。
犯人自身や周囲の状況について<FONT SIZE=4><B>とてもよく書き込まれている</B></FONT>ため、なぜこんな犯罪を犯したかだけでなく、<FONT COLOR="blue"><B>なぜこんな人間になったか</B></FONT>までも理解できそうに感じる。「憎々しくて嫌いっ！」と思ってしまうほど、リアルに描かれているってことでしょうか。
↑これは、バークリーが目指していたことですよね！
本書末尾の解説文に、本書は、傑作の「毒チョコ」と「第二の銃声」に挟まれて<FONT COLOR="blue"><B>冗長</B></FONT>気味～と書かれているが、<B>読んでいる時はそう思うんだけど</B>、犯人が分かってみると　必要な運びだったと実感する。
<FONT COLOR="fuchsia" SIZE=4><B>決して冗長ではないと私は思う。</B></FONT>
「第二の銃声」より、私はピカデリーのほうが好き。
あの人が犯人だと分かった上で、再度　犯人の心の動きを楽しみながら読んでみたいと思わせる作品だ。

登場人物にも<FONT COLOR="red"><B>作者にも</B></FONT>ボロカス言われているチタウィック氏ですが、ロジャーと違って　毒チョコに続き２連勝！
凄いです。

　☆☆☆

Ambrose Chitterwick

東京創元社　2003年9月12日 3版
訳：真野　明裕
<div align="right">
Photo by <a href="http://www.photolibrary.jp/" >写真素材［フォトライブラリー］</a>
</div>]]></description>
         <link>http://oinusama.com/tpcc/2006/06/post_49.html</link>
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         <category>10アントニイ・バークリー</category>
         <pubDate>Mon, 05 Jun 2006 14:57:15 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>水中の死体－ＥＱＭＭ</title>
         <description><![CDATA[The Body in the Pool

<FONT COLOR="blue" SIZE=4><B>舞　　台－米　フロリダ　1953年6月15日
著　　者－ルーファス・キング</B></FONT>

<img alt="pool.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/pool.jpg" width="400" height="300" />

上には上が。

復刻版ＥＱＭＭの中で、一番魅力的な人物は　この主人公ウエイヴァレイ夫人でした。

　☆☆☆

Rufus King
早川書房　『復刻エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジンNo.1-3』1995年10月31日初版
『エラリークイーンズミステリマガジン』No.1 1956年8月号掲載
訳：峯岸　久
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Photo by <a href="http://fkdk.net/" >風景写真壁紙（無料壁紙）</a>
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         <link>http://oinusama.com/tpcc/2006/06/post_51.html</link>
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         <category>40その他の推理小説</category>
         <pubDate>Sun, 04 Jun 2006 13:39:11 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ジャラッキ伯爵釣りに行く－ＥＱＭＭ</title>
         <description><![CDATA[Count Jalacki goes fishing
続き「ジャラッキ伯爵への手紙」A Note to Count Jalacki

<FONT COLOR="blue" SIZE=4><B>舞　　台－米　タイアマラ・ビーチ
探　　偵－ポジオリ教授
著　　者－トーマス･Ｓ・ストリブリング</B></FONT>

<img alt="jala.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/jala.jpg" width="449" height="337" />

<FONT COLOR="red"><B>珍しい殺し方</B></FONT>～
推理小説の『変わった凶器』一覧に必ず入りそう。
そのものの名前を見ただけでは、どうやって殺したのかも想像つかないだろうし。
ものすごーく犯人らしい（性質or職業）殺し方だが。
「ジャラッキ伯爵釣りへ行く」の最後で、犯人があまりに素早く次の布石を打つのを見て、関係者の将来に不安を感じていたところ、次号に続きが載っているではないかっ！即読みました。

ま、どっちもどっちーですね。

ポジオリ教授と助手「私」は初めて。コレ1作を読む限りでは、出来過ぎのステレオタイプの探偵と間抜けな助手で、余り魅力は感じなかった。
ＨＭは、１作でもとても魅力的だったけどね。

こんな手の込んだ殺し方、ポジオリ教授を関わらせさえしなければ、絶対発覚しなかったでしょうに。
女の感、母の感恐るべし！

　☆☆☆

Thomas S.Stribling
早川書房　『復刻エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジンNo.1-3』1995年10月31日初版
『エラリークイーンズミステリマガジン』No.1 1956年7、8月号掲載
訳：高石　三郎
<div align="right">
Photo by <a href="http://www.photolibrary.jp/" >写真素材［フォトライブラリー］</a>
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         <link>http://oinusama.com/tpcc/2006/06/post_50.html</link>
         <guid>http://oinusama.com/tpcc/2006/06/post_50.html</guid>
         <category>40その他の推理小説</category>
         <pubDate>Sun, 04 Jun 2006 12:46:51 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>魔の森の家－ＥＱＭＭ</title>
         <description><![CDATA[The House of Goblin Wood

<FONT COLOR="blue" SIZE=4><B>舞　　台－イギリス　エイルズベリ　７月
探　　偵－ヘンリー・メルヴェール卿
著　　者－カーター・ディクスン</B></FONT>

<img alt="goblin.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/goblin.jpg" width="400" height="300" />
頭部じゃないといいね、ＨＭ卿。
<br><br><br>
いい仕事してますねぇ。(犯人じゃないよ、作者)

バークリーを続けて読んでいたので、久々に『<FONT COLOR="blue"><B>職人のパズル</B></FONT>』に接した感じ。
なんといいますか、<FONT COLOR="red"><B>無駄な贅肉がまったくない　引き締まった美しい体を見るような、そんな作品</B></FONT>。
バークリー好き・動機好きの者としては「この人がこんなこと<B>まで</B>するか？」とは思ってしまうのだが、もう　そんな心理面は遥か彼方に置き去り、エンターテインメント、読者との知的ゲームに徹する潔さが気持ちがいい。

短編としては、『偶然の審判』に次ぐ爽快感かも！！

　☆☆☆

Carter Dickson
早川書房　『復刻エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジンNo.1-3』1995年10月31日初版
『エラリークイーンズミステリマガジン』No.1 1956年7月号に掲載
訳：江戸川亂歩
<div align="right">
Photo by <a href="http://www010.upp.so-net.ne.jp/ganpare/" >月とサカナ</a>
</div>]]></description>
         <link>http://oinusama.com/tpcc/2006/06/post_53.html</link>
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         <category>40その他の推理小説</category>
         <pubDate>Sun, 04 Jun 2006 11:59:25 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>短編－名探偵／長編－迷探偵</title>
         <description><![CDATA[<img alt="hige1.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/hige1.jpg" width="376" height="204" />

バークリー作品の発表年順に読む趣向なので、毒入りチョコレートのあとは
1929年－ピカデリーの殺人
1929年－瓶違い
1930年7月－屏風のかげに
1930年8月－完璧なアリバイ
1930年－第二の銃声
∫
と読むつもりが、うっかり「第二の銃声」を読んでしまった。
「ピカデリーの殺人」と「屏風のかげに」はロジャーものではないので、ピカデリーに戻る前に、ロジャー短編の「瓶違い」と「完璧なアリバイ」を先に読む。特に、「完璧なアリバイ」は「第二の銃声」と同じ事件なので。

　☆☆☆

<FONT COLOR="fuchsia"><B>1929年の「偶然の審判」と「毒入りチョコレート事件」
1930年の「完璧なアリバイ」と「第二の銃声」</B></FONT>

は、それぞれ<B><FONT COLOR="red">同一事件</FONT>についての短編と長編</B>。
29年30年は誰もが認める<FONT COLOR="blue"><B>バークリーの当たり年</B></FONT>。
同じ事件を扱いながら、全く違う結末で、それぞれに読み応えのある短編・長編を書けるとは！
また　そのケースが２つもあるとはっ！！

短編は、黄金期の名探偵の名に恥じぬ『名探偵ロジャー・シェリンガム』の鮮やかな推理に　スカッとさせられる。
長編は、短編をただ引き伸ばしたものではなくて、ステレオタイプの推理小説に対するバークリーの実験？挑戦？が試みられ、大変読み応えのある作品になっている。
「毒入りチョコレート事件」では、６通りもの"ありえそう"な推理が披露され、
「第二の銃声」では、謎解きよりも　殺人に至るまで～捜査中～事件後－までの関係者の心理を克明に描いてみせた。

４作品ともそれぞれに素晴らしいが、<FONT COLOR="red"><B>長短編をセットで読まれると更に楽しめる</B></FONT>と思われます。
読む順番のおススメは、
「偶然の審判」→「毒入りチョコレート」
偶然の審判で名推理を披露したロジャーが、６人の探偵のうち４番目に登場。あとの２人の推理でどうなるの？とハラハラ。
「第二の銃声」→「完璧なアリバイ」
こちらについては「完璧なアリバイ」の記事で書きましたが、登場人物が多いので短編では説明不足になるところを、長編を先に読むことで補えます。それに、名探偵ロジャーでスッキリ終われるし。

バークリーは『どんでん返しの帝王』だそうですが、短編では<B>どんでん返す間が無い</B>からか　ロジャーはいかんなく名探偵振りを発揮。
長編は・・・
バークリーの<FONT COLOR="red"><B>絶頂期の作品だというのに、彼のメインの探偵ロジャー・シェリンガムは２作品とも失敗こいて</B></FONT>ます。
コレがバークリーらしいというのか、ロジャーらしいというのか。

┐(￣ー￣)┌ おやおや ┐(￣ー￣)┌ 

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Photo by <a href="http://gian.chu.jp/zigzag/" >ZIG ZAG</a>
</div>]]></description>
         <link>http://oinusama.com/tpcc/2006/06/post_48.html</link>
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         <category>10アントニイ・バークリー</category>
         <pubDate>Thu, 01 Jun 2006 11:19:06 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>完璧なアリバイ－ＨＭＭ</title>
         <description><![CDATA[<div align="right">1</div>
Perfect Alibi

<FONT COLOR="blue" SIZE=4><B>舞　　台－田舎　6月
探　　偵－ロジャー・シェリンガム
発　　表－BBC発行「ラジオ・タイムズ」1930年8月号
アントニイ・バークリー－３７歳</B></FONT>

<img alt="perfect.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/perfect.jpg" width="290" height="449" />

＜あらすじ＞
田舎の警察長に就任した友人サー・ウィルフレッドに、ロジャーは殺人事件の話をせがむ。サー･ウィルフレッドは田舎に君が興味を惹くような話はないというが、ロジャーの<B>しつこさに根負け</B>して　若干の疑惑を感じていたオールフリ家の事故について話し始める。
地元の名家オールフリ家に滞在していた有名なプレーボーイ　エリック・スコット＝デイヴィスが、林間の空き地で後頭部を吹き飛ばされた遺体で発見された。
当時屋敷にいた家族･滞在客には、全員スコット＝デイヴィス殺害動機があったが、犯行時間の15：17には全員にアリバイがあった。
第一発見者であり、滞在客のアリバイをたまたま証明することになった警官に話を聞きたいと、ロジャーは申し入れるが、彼は事件後すぐに亡くなっていたのだった。

　☆☆☆

『第二の銃声』と全く同じ設定の事件。
それを、ロジャーのオックスフォード時代の学友の警察長が思い出話として語り、Armchair Detectiveのロジャー先生が<FONT COLOR="red"><B>その場で解決</B></FONT>する話。
おそらく、<FONT COLOR="blue"><B>ロ先生の最短記録なのでは?</B></FONT>
短編だが、<B>友人を困らせる会話</B>にロジャーらしさがいっぱい出ているし、大変鮮やかに解決している。(第二の銃声とは違う犯人)
ハヤカワポケットミステリ「名探偵登場Ⅲ」には、<A HREF="http://oinusama.com/tpcc/2006/05/post_47.html">『瓶ちがい』</A>じゃなくて、本書の方を載せてほしかったなぁぁ。
初版当時、まだ本作品が発見されていなかったのかな。

本書と『第二の銃声』は、どちらの執筆が先なのだろうか？
私は『第二の銃声』を先に読んだが、『第二の銃声』を先に読んで→本書　が、より楽しめると思う。
この設定の特徴の１つは"全員に動機がある"ことで、長編『第二の銃声』では、各自の特徴あるキャラクターや<B>殺したくなる理由</B>が充分描かれているし、そこが読みどころでもある。
短編では、６人もいるキャラの人となりと動機に、サラッとふれる事しか出来ない。『第二の銃声』を先に読んでいれば、その２～３行の文章からもっと多くのイメージをわかせることが出来るので、より楽しめるのでは。
ま、ナンと言っても「名探偵ロジャー･シェリンガム復活！」の爽快感が味わえることでしょうか。
第二の銃声 ： 完璧なアリバイ≒三振 ： 満塁ホームラン♪

ロジャーにいじめられっぱなしのサー･ウィルフレッドのセリフ。
『<FONT COLOR="blue"><B>「さあて、ロジャー、最近の君は推理の達人と目されてるそうだね」サー･ウィルフレッドは無礼な笑い方をした。</B></FONT>』P-140

　☆☆☆

早川書房　『ミステリマガジン』No.444　1993年4月号
"名作短編発掘"コーナーP-131～141掲載
訳：大村美根子

「アントニイ・バークリーの作品世界　性格のパズル」トニイ・メダウォー著：佐藤定夫訳も収録
<div align="right">
Photo by <a href="http://www.photolibrary.jp/" >写真素材［フォトライブラリー］</a>
</div>]]></description>
         <link>http://oinusama.com/tpcc/2006/05/post_46.html</link>
         <guid>http://oinusama.com/tpcc/2006/05/post_46.html</guid>
         <category>10アントニイ・バークリー</category>
         <pubDate>Wed, 31 May 2006 22:29:34 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>瓶ちがい－早川書房</title>
         <description><![CDATA[<div align="right">1</div>
The Wrong Jar

<FONT COLOR="blue" SIZE=4><B>舞　　台－バッキンガムシア州　マーストン
探　　偵－ロジャー・シェリンガム(38歳)
発　　表－1929年　７７年前
アントニイ・バークリー－３６歳</B></FONT>

<img alt="jar.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/jar.jpg" width="400" height="252" />

＜あらすじ＞
マーストンに住むミセス・ブレイシーは胃を悪くし医者にかかっていたが、容態が急変して死亡。不審に思った医師の申し出により解剖すると、果たして急性の砒素中毒で、医師から処方された薬の瓶に砒素が混入されていた。
医師の処方ミスが疑われたが、警察は一転してブレイシー氏を逮捕する･･･

　☆☆☆

26頁ほどの短編。
ロジャーが事件に関わるキッカケは、モレズビーがロジャーのところに遊びに来ていて、芳しい進展を見せないマーストン毒殺事件について
「<font color="blue"><B>だって、あなたは、そういうたちのことを、ほじくるのが、道楽なんじやありませんか?</B></font>」
とけしかけたから。田舎の警察のことなので、モレズビー自身も関係ないんである。
で、ノコノコ出かけるロジャー。
短編だから、周囲もサクサク協力してくれてさっさと解決。
犯行手口は「ほぉぉ」と感心したけど、<B>取り立ててどうという話ではない</B>。
ロジャーらしさもまったく無いし。(上のモレズビーのセリフ以外は)

巻末解説を読むと、ハヤカワの『名探偵登場』シリーズにバークリーの(ロジャーの)作品を載せたかったのだが、短編自体が少なく　<FONT COLOR="blue"><B>無理やり載せた</B></FONT>みたい。名作『偶然の審判』は、他のシリーズで掲載済みだったので。

特に終わり方が、なんかよー分からんと言うか締まらないというか。
ロジャーのセリフで終わるのは『偶然の審判』と同じだけれど、雲泥の差。ストーリー自体はツマラナイわけじゃないけど、終わり方が一番よくないように感じる。バークリーらしくないと言うか。

巻末解説にも、ロジャーの情報は無いし、ワタクシには余り益のない本であった。

　☆☆☆

ハヤカワポケットミステリ　No.252 「名探偵登場Ⅲ」　1993年9月15日 3版
編：早川書房編集部
訳：砧　一郎
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Photo by <a href="http://bjpanda.moo.jp/0/000.htm" >ネグレクト</a>
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         <link>http://oinusama.com/tpcc/2006/05/post_47.html</link>
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         <category>10アントニイ・バークリー</category>
         <pubDate>Mon, 29 May 2006 22:24:22 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>第二の銃声－国書刊行会</title>
         <description><![CDATA[<div align="right">1</div>
The Second Shot [<a href="http://www.classiccrimefiction.com/berkeleysecond.htm" target="blank">英国版の表紙</a>]<br>
－A･D･ピーターズに－

<FONT COLOR="blue" SIZE=4><B>舞　　台－デボンシャー ミントン谷 1927年6月8日(水)～
探　　偵－ロジャー・シェリンガム(36歳)
発　　表－1930年　７６年前
アントニイ・バークリー－３７歳</B></FONT>

<img alt="second.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/second.jpg" width="257" height="182" />
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Photo by <a href="http://climzon.main.jp/sozai.html" >ソザイ屋マインクリムゾン</a>
</div>

＜あらすじ＞
推理小説家ジョン･ヒルヤード氏の邸宅ミントン･ディープス農園で、余興に『推理作家は実際の事件でも謎を解決できるか』を試すための素人劇が演じられた。３人の推理作家が招待され、他の招待客が殺人劇を演じ、推理作家が解明するという趣向だった。
劇の進行中、被害者役のプレーボーイ・エリックが本当に射殺される。劇出演者全員に強力な動機があったが、最も現場近くにいたシリル･ピンカートン氏が最有力容疑者と見込まれてしまう。
ピンカートンは学友だったロジャー･シェリンガムに助けを求める･･･

　☆☆☆

<FONT COLOR="red" SIZE=5><B>＜ネタばれがあります＞</B></FONT>]]></description>
         <link>http://oinusama.com/tpcc/2006/05/post_45.html</link>
         <guid>http://oinusama.com/tpcc/2006/05/post_45.html</guid>
         <category>10アントニイ・バークリー</category>
         <pubDate>Sun, 28 May 2006 22:45:31 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Arrival and Error</title>
         <description><![CDATA[04/10/11(月)23:26に　この「毒入りチョコレート」を冠するブログを始めて<FONT COLOR="blue"><B>１７ヶ月</B></FONT>･･･
やっっっっっとっ　毒チョコの記事をアップできました！

<img alt="error.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/error.jpg" width="400" height="300" />
はぁぁ～　一安心♪     ↑わるさーP38
<br><br><br>
バークリーの<FONT COLOR="red" SIZE=4><B>作品発表順に読む</B></FONT>という趣向なので、1925年から始まって、やっと今　1929年の毒チョコに<strong>到達</strong>。
ブログ開始は04/10だが、ジュンク堂でバークリーの本を一通り買いあさったのは03/秋、そのまま放置状態だったが、04年05年に出版されたものも買い揃えて　今年の４月に入ってから一挙に加速！！
４月～５月で９冊いっとります。

で、毒チョコのあとは本当は
1929年「ピカデリーの殺人」
なのに、間違えて1930年「第二の銃声」を先に読んじまった！
<strong>間違えたぁぁ</strong>～

<img alt="arrival.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/arrival.jpg" width="400" height="300" />
ろじゃ「<font color="blue"><b>なにさらしとんじゃ、コルァ</b></font>」
す、すいません　すいませんっ

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Photo by <a href="http://catnap.chu.jp/sozai/sozai.html" >素材屋、ネコナキモチ</a>
</div>]]></description>
         <link>http://oinusama.com/tpcc/2006/05/arrival_and_error.html</link>
         <guid>http://oinusama.com/tpcc/2006/05/arrival_and_error.html</guid>
         <category>10アントニイ・バークリー</category>
         <pubDate>Sun, 28 May 2006 22:22:46 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>毒入りチョコレート事件－創元推理文庫</title>
         <description><![CDATA[<div align="right">1</div>
The Poisoned Chocolates Case [<a href="http://www.classiccrimefiction.com/berkeley-poisonedchocolates.htm" target="blank">英国版の表紙</a>]<br>
－S･H･J･コックスへ　こんどばかりは彼も当たらなかったので－(←ロジャーのこと？) 

<FONT COLOR="blue"><FONT SIZE=4><B>舞　　台－ロンドン　11月15日(金)～</B></FONT>(ヴェインの18ヵ月後)<FONT SIZE=4><B>
探　　偵－「犯罪研究会」の６名</B></FONT>
**************チャールズ・ワイルドマン卿
**************フィールダー・フレミング
**************モートン・ハロゲイト・ブラッドレー
**************<B>ロジャー・シェリンガム</B>(会長)
**************アリシア・ダマーズ
**************<B>アンブローズ・チタウィック<FONT SIZE=4>
発　　表－1929年　７７年前
アントニイ・バークリー－３６歳</FONT></B></FONT>

<img alt="poison.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/poison.jpg" width="300" height="199" />
写真の商品と本文は関係ありません。

＜あらすじ＞
ロジャー･シェリンガムは５ヶ月前に同好の志を集めて「犯罪研究会」を結成、その会の『<FONT COLOR="red"><B>犯罪学演習</B></FONT>』として、スコットランド･ヤードが事実上投げ出した「毒入りチョコレート事件」に取り組むことにした。
「毒入りチョコレート事件」とは、
ユーステス・ペンファーザー卿宛に届いた試供品のチョコレートを　たまたま居合わせたペンディックス氏が貰って帰ったところ、チョコレートを食べたペンディックス夫人が亡くなったというものだった。
ヤードのモレスビー警部を会に招いて調査状況を聞いた後、<B>各自で</B>１週間の調査、そして一日一人ずつ自説を披露していく･･･

　☆☆☆

１冊の小説で６人の探偵の６通りの解答編が読めるというお得？な推理小説。
事件は、これに先立つ短編「偶然の審判」と全く同じ。
偶然の審判で鮮やかな推理を披露したロジャーの発表は４番目(↑上の順番)。<FONT COLOR="blue"><B>ロジャーの後に２人の発表者がいる</B></FONT>わけで、「どうなるんだろー？ロジャーの推理は偶然の審判と違うのかな？」と読み進むが－－－
ロジャーの推理は前作と全く同じであったが、決め手となっていた"賭け"の件も目撃証言も、次のダマーズ女史にあっさり覆される。
<FONT COLOR="red" SIZE=4><B>実に、アッサリと・・・</B></FONT>
で、最終的に　前作とは違う犯人。

６人が６人とも"それらしい"説を披露する。
「偶然の審判」であんなに鮮やかに締めくくったのに、どうしてまたコレを書いたのか疑問に思う。
<FONT COLOR="blue"><B>バークリーの"ひねくれ方"</B></FONT>を考えると、「偶然の審判」が推理小説として好評(だったに違いない！)だったことに対して、
<B>探偵(ロジャー)の推理も完璧ではなく
他にいくらだって推論は立つんだ</B>
ということを、<FONT COLOR="fuchsia" SIZE=5><B>作者だからこそ</B></FONT>やってみせたのかな～。

推理作家のブラッドレーに
「お話したことは全部事実です。しかし、真相の全部をお話してはいません。技巧的な論証は、ほかの技巧的なものがすべてそうであるように、ただ選択の問題です。<FONT COLOR="blue"><B>何を話し、何を言い残すかを心得ていさえすれば、どんなことでも好きなように、しかも充分に説得力をもって、論証することができるものですよ。</B></FONT>ぼくは自分の書くどの作品の中でも、それをやっていますが、いまだかつて、書評家がぼくのずさんな論理に文句をつけたためしはないですね。」P-175　と言わせている。

いろいろなパターンが出来るという試みをしたことは、推理小説<B>史</B>的に意義のあったことなのだろうが、６パターンの中で<B>推理小説として一番良く出来てるのは　やっぱりロジャーの説</B>だと私は思うな。
今回の真犯人の方法では、不確実性が高過ぎる。チョコレートの到達ルートも、毒の注入量も。(この確実性について、ロジャーの説に勝るものはない)
犯人が間抜けじゃないだけに、信憑性に欠ける。
背景となった三角関係も納得しがたい。キャラタイプからいうと、ラクロの「危険な関係」みたいだが、本書のメルトイユ侯爵夫人は本書のバルモン子爵に本気になるかな？バルモン子爵は本書のトゥールベル夫人に本気になるかな？？？

ロジャー、今回は大変だったね。
犯罪研究会の会長として、事件よりも会の人間関係の心労が多く(泣)、ダマーズ女史には徹底的に叩きのめされるしね･･･
得意のおしゃべりもほとんど出来なかったし。
フォーエックスを１ガロンでも２ガロンでも飲んでくれっ


　☆☆☆

東京創元社　2004年3月12日 28版
訳：高橋泰邦
<div align="right">
Photo by <a href="http://relish.babymilk.jp/" >RELISH</a>
</div>]]></description>
         <link>http://oinusama.com/tpcc/2006/05/post_39.html</link>
         <guid>http://oinusama.com/tpcc/2006/05/post_39.html</guid>
         <category>10アントニイ・バークリー</category>
         <pubDate>Sun, 28 May 2006 02:24:31 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Albany</title>
         <description><![CDATA[<img alt="aveng.jpg" src="http://oinusama.com/tpcc/images/aveng.jpg" width="400" height="300" />
ピカデリーサーカス周辺

<strong>『偶然の審判』の発表年について</strong>

創元推理文庫『世界短編傑作集３』の解説では"1925年"、同『毒入りチョコレート事件』の解説でも"1925年"になっている。
国書刊行会『第二の銃声』の解説では"1928年"。
イギリスのサイトで検索すると、たいてい"1929年"
『Pearson's Magazine <font color="red">Sep 1929</font>』とハッキリ書いてあるところも。

「偶然の審判」の冒頭で　警部は<FONT COLOR="red"><B>オールバニー</B></FONT>(orアルバニー)へ来ている。
ロジャーがピカデリーのオールバニーアパートへ引っ越したのはヴェイン(1927年)と絹靴下(1928年)の間で、「偶然～」は毒チョコ(1929年)の前だから　1925年ではないよな。

ロジャーのおうち　<a href="http://www.georgianindex.net/albany/Rooms_at_the_Albany.html" target="blank">Rooms at Albany</a>　建築家<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89_(%E5%BB%BA%E7%AF%89%E5%AE%B6)" target="blank">ヘンリー・ホランド</a>

事件が起こったのは<FONT COLOR="red" SIZE=4><B>11月15日（金）</B></FONT>
この日が金曜日なのは、「<A HREF="http://www5a.biglobe.ne.jp/~accent/kazeno/calendar/index.htm">万年カレンダー</A>」でみたら<B>1929年</B>
(イギリスは1752年からグレゴリオ暦だそうだから、このカレンダーでいいハズ)

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Photo by <a href="http://street34.mond.jp/clef" >clef</a>
</div>]]></description>
         <link>http://oinusama.com/tpcc/2006/05/albany_1.html</link>
         <guid>http://oinusama.com/tpcc/2006/05/albany_1.html</guid>
         <category>10アントニイ・バークリー</category>
         <pubDate>Thu, 25 May 2006 15:47:10 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
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